この記事の概要
- サクラエディタの「文字の折り返し」について記載
- お薦めの初期設定とその理由
- 初期設定の方法
お薦めの設定
「文字の折り返し」を常になしの設定とする。
理由
- 桁数は最上段の目盛りで把握できる
- フォーカスの当たっている部分の目盛りは、最下段に数値で表示されている
- 汎用的(ログの解析、データ、コードのgrep調査etc)に使用できる
[ 参考]
システムの開発、保守、運用を実施していると、とても大きなファイルを解析するケースが多いです。検索系でいえば、特定のエラーコードの出力部分を探したり、特定のデータを探したり、特定のコードの記述箇所を探したり。解析系でいえば、サクラエディタの置換、矩形選択、正規表現、キーのマージ、ソート等の機能を組み合わせ一次加工したデータをインプットにエクセルにまとめたりすることが多いです。
「サクラエディタのいけてる使用方法」の日本語16文字で目盛りは、33となっていますが、
16文字×2目盛り(全角は2目盛り)=32でその次にフォーカスが当たっているため、33になっています。
設定方法
最上段の「メニュー」で「設定」を選択し「左クリック」する。
「タイプ別設定一覧」から「基本」を選択「設定変更(S)」ボタンを押下する。
「タイプ別設定」画面「スクリーン」タブの「折り返し方法」のプルダウンで
「折り返さない」を選択し、「OK」ボタンを押下する。
まとめ
この設定を実施すると「折り返さない」を選択したり、「折り返しの桁数を変更する」という操作が不要になりますので、是非ともよろしくお願い致します。
蛇足になりますが、最高のユーザインタフェースとは色々選択できることより、選択の余地はあってもその変更なしに最高の使い易さを提供することかと考えております。