この記事の概要
- Grepとは
- Grepを使用して複数ファイルから任意の文字列を検索する方法
Grepとは
「検索」機能の拡張版のイメージです。
UNIXのgrepコマンドをサクラエディタでも使用できるようなイメージです。
機能 | ショートカット | 対象(全体) | 対象 (結果出力) | 説明 |
検索 | Ctrl+F | ファイル | 検索文字列 | オープンしているファイル内で、 任意の文字列を入力し実行 |
Grep | Ctrl+G | 指定ディレクトリ配下 | 対象行 | オープンしているファイル内で、 任意の文字列、検索範囲を指定して実行 |
Grepを使用して複数ファイルから任意の文字列を検索する方法
【前提】
・ディレクトリとファイル構成
C:\test\sakura_grepに以下のファイルが存在
・1年国籍.txt
・2年国籍.txt
・3年国籍.txt
【操作】
・「1年国籍.txt」をオープンし、Ctrl+Gを押下
・条件の入力
・条件:bn
・フォルダ:C:\test\sakura_grep 検索対象のフォルダが正しいか確認すること
・サブフォルダからも検索する 子供のフォルダも検索が必要ならチェック
画面キャプチャの赤枠の部分に間違いがないか確認し「検索」ボタンを押下
上段の赤枠部分がGrepの条件
下段の赤枠がGrepの結果で、左から以下になります。
・ファイルのフルパス
・(ファイルの行数、対象文字列の位置)
・文字コード
・対象行の内容
結果の任意の行にフォーカスを当てて、ダブルクリックすると、
ヒットしたファイルの該当行に飛びます。