この記事の概要
以下について整理します。
・プリミティブ型(データ型)
・ラッパークラス
プリミティブ型(データ型)について
「プリミティブ型」、「データ型」、「基本データ型」これらはどれも同じ意味です。
Javaのデータ型を示しています。これらオブジェクトではないので、動作を持ちません。
純粋にデータ格納する箱という意味になります。
■一覧
型 | データ | 初期値 | 範囲 |
byte | 8ビットの2進数 | 0 | -128~127 |
short | 16ビットの2進数デー | 0 | -32768~32767 |
int | 32ビットの2進数データ | 0 | -2147483648~2147483647 |
long | 64ビットの2進数データ | 0 | -9223372036854775808~9223372036854775807 |
float | 32ビットの単精度浮動小数点数 | 0.0 | 有効桁数は約6から7桁 |
double | 64ビットの倍精度浮動小数点数 | 0.0 | 有効桁数は15桁 |
boolean | 真偽値 | false | true または false |
char | 16ビットのUNICODE文字1文字 | u0000 | u0000~uffff(0から65535 10進数表現) |
ラッパークラスについて
■概要
基本データ型毎に対応するラッパークラスが用意されており、操作を提供しています。
ラッパークラス側で必要な型を定義して、操作はラッパークラスを通じて実施する
■一覧
データ型 | ラッパークラス |
byte | Byte |
short | Short |
int | Integer |
long | Long |
float | Float |
double | Double |
boolean | Boolean |
char | Character |
■Integerクラスの実装例
説明は割愛します。コメントに記載の通りです。
Integerで値を比較する場合は、メソッドを使用する必要があるので、APIリファレンスで確認しましょう。

